<東京五輪>「当てた矢をさらに射貫く」韓国アーチェリーの実力主義、世界と超格差広げた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.26 09:58
24日に行われた東京五輪アーチェリー混合団体戦準決勝。アン・サン(20)が撃った矢がすでに10点の的に刺さっていた矢を射貫いた。標的の真ん中のカメラレンズを貫いた先輩たちの姿を再現した。まさに韓国アーチェリーの超格差の端的なワンシーンだった。他の国が韓国アーチェリーをベンチマークするとして韓国人指導者を連れていったのは十数年前からだ。訓練法と戦略が露出しても韓国アーチェリーは守城を超え格差をさらに広げた。
40年にわたり世界トップを守る韓国アーチェリーの核心キーワードは「原則」と「実力」だ。新型コロナウイルスで東京五輪が1年延期され、アーチェリー選抜戦は今年再び開かれた。同等に競争し最高を決める原則は崩さなかった。そのため昨年肩を負傷したキム・ジェドク(17)も参加できた。混合戦出場者も23日のランキングラウンドでの高得点順に選抜した。年齢・経験に関係なく公正な基準を設けたために最年少のキム・ジェドクとアン・サンは初の五輪出場でも実力を発揮した。最近の若い世代が叫ぶ「公正」と「実力主義」を韓国アーチェリーが見せた。