巧妙になるドーピング薬物、「助けてほしい」…韓国にSOS送った日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.22 16:54
韓国科学技術研究院(KIST)が東京五輪にドーピング関連で世界最高水準の技術力を持つ韓国のドーピング専門家を派遣する。23日に開幕する東京五輪の「東京2020大会専用アンチ・ドーピングラボラトリー」(大会専用ラボ)が招請した。
KISTは22日、ドーピングコントロールセンター長のソン・ジョンヒョン氏とソン・チャンミン博士を東京五輪に派遣し、850種余りの禁止薬物テストと試料分析ノウハウなどを伝える計画だと明らかにした。
KISTドーピングコントロールセンターはアジア大会と五輪開催に向け1984年に設立され、ドーピング禁止薬物に対する選手らの生体試料分析とともに最新検出技術開発に向けた研究活動を行っている。その後40年近くにわたり多くの国際大会のドーピング分析を支援し、韓国がスポーツ大国として位置づけられるのに重要な役割を担った。