デルタ株で希望折れたか、世界経済にスタグフレーションの恐怖(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.21 10:47
安全資産であるドルと米国債に投資家が集まり、ウォンと国債利回りも落ちた。この日ソウル外国為替市場でウォンの価値は前日より2.60ウォンのウォン安となる1ドル=1150.40ウォンで取引を終えた。昨年10月8日の1153.30ウォンから9カ月来の安値水準だ。取引開始直後には1ドル=1152.70ウォンまでウォン安が進んだ。
国債価格も上がり、3年物国債利回りは前日より0.049%下落の年1.410%を記録した。米国債利回りも19日に前日より0.12%下落の1.19%で取引を終えた。米国債利回りが1.2%台を下回ったのは2月から5カ月ぶりだ。
ハナ金融投資のイ・ジェソン研究員は、「安全資産選好心理が強くてドルと国債を買う傾向が強く起きた。経済鈍化に対する危機感が先週から反映されている」と分析した。