ひとつだけの東海ガス田なくなるのに…資源開発は金食い虫?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.21 08:46
韓国に「産油国」の地位をもたらした東海(トンヘ、日本名・日本海)ガス田の火花が消えつつある。早ければ今年末にも生産を終了する予定だ。韓国石油公社が20日に明らかにしたところによると、東海ガス田は2004年に生産を開始してから昨年末までガス4100万バレル、超軽質油390万バレルを供給した。輸入代替効果は24億ドルだ。同じ量のガスと超軽質油を輸入したと仮定した場合の金額だ。石油公社は関連産業支援と雇用創出などにより年間100億ウォンの経済的効果を上げたと推定する。
韓国は東海ガス田のおかげで2004年に世界で95番目の産油国になった。これまで産油国の地位を活用して相当な経済的・外交的利益を得てきたとエネルギー業界はみている。中東の産油国は油田開発事業の参加対象を選ぶ際に非産油国を除く傾向があるという。中国と日本はいずれも産油国の地位を持っている。