「キムチに手がのびない」…「中国産裸白菜」波紋、国産認証は解決法になりえるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.14 10:41
もしキムチの主材料価格が高くなって外国産材料を使うことになれば「韓国キムチ」と名乗ることができなくなる場合も出てくる。実際、今年1~5月ドライ唐辛子(前年比99.8%)・むきニンニク(92.6%)・ネギ(236.2%)などキムチの材料価格が急騰した。昨年よりは価格が下落したが、ハクサイも平年対比18.7%高い。業界の一部でヤンニョム(薬味)など一部キムチの原料は輸入産を使うことも許容しなければなければならないと主張する背景だ。業界関係者は「自動車の場合、一部輸入部品を使っても国内で組み立てれば国産車だと認定している」とし「粉唐辛子のように外国産と価格差が大きい一部の材料を使うことは避けられない側面がある」と話した。
韓国外食産業研究院のイ・ギョンミ首席研究員は「国産キムチは気象条件により中国産と価格差が7倍まで出ることがある」とし「年間を通して比較的一定の価格を維持する中国産の相手にならない」と説明した。中国産と国産キムチの単価は平均3.33倍(2018年基準)の違いが生じる。
キムチ生産企業の費用負担は飲食店まで続いている。韓国外食産業研究院が今年4月、飲食店1000カ所を対象に実施した調査で「中国産キムチ波動後、輸入産キムチを国産に変更する意向はあるか」という質問に回答者67.9%が「ない」と回答した。最も大きな理由は「国内産キムチの単価が高いため」(53.2%)だった。