中国外務省副部長が米国を批判…「内政干渉すれば必ず失敗」

ⓒ 中央日報日本語版2021.07.12 15:15

中国外務省の楽玉成副部長が米国の覇権に批判的な見方を表した。

中国外務省のウェブサイトによると、楽玉成副部長は最近、中国メディアの「観察者網」のインタビューで「いわゆる『米国の衰退』は覇権の衰退であり思想の衰退」とし「米国は依然として世界１位の大国、強国であり、かなりの長い期間、追い越されることはないだろう」と述べた。

続いて「今日、ある国が覇権を継続しながら天下を号令し、他国の内政にむやみに干渉しようとすれば、これは必ず失敗するはず」とし「冷戦時代の道具で他国を抑制し、集団対決を起こそうとする試みは通用しないだろう」と強調した。

新型コロナ起源問題については「中国の実験室からウイルスが流出した可能性はないというのが中国と世界保健機関（ＷＨＯ）の合同研究報告に記録されている」とし「米国が本当に真相を望む場合、国際調査を受け入れて米国内の新型コロナの起源を調べ、米国生物実験室基地の問題を明らかにすべきだ」と話した。