<最悪の韓日関係 突破口は>「文大統領との対話は得にならない」…菅首相、次期政権発足時まで待つ腹づもり(2)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2021.07.05 15:09
文政府に対する日本政府の不信は韓国が考えているよりもはるかに強いというのが外交消息筋の共通した伝言だ。韓国の立場転換に対しても、首相官邸と外務省では「バイデン政府を意識した一時的な態度変化ではないだろうか」「実質的な対策を示す前までは信じることはできない。振り回されてはいけない」という見解が支配的だという。東京のある消息筋は「特に首相官邸には韓日関係の複雑性を理解する人物がほとんどいない」とし「文政府とは対話しないという原則に立って次期政権が発足するまでは動かない可能性が高い」と展望した。
菅首相に余裕がないのも確かだ。すでに支持率が危険水位まで下落した状況で国内の新型コロナ拡大を最大限抑制して東京五輪を大きな問題なく行った後、秋に開かれる衆議院選挙を勝利に導かなければならないという、緊急の難題を目の前に置いているためだ。このシナリオのうち一つでもこじれる場合、安倍晋三前総理の残余任期だけを埋めて「間に合わせ首相」として退かなければならない状況にもなりかねない。「難しい韓日関係を不必要に触って逆風が吹くことを恐れるよりほかはない状況」(外交消息筋)であるといえる。