韓国、アストラ製で1回目接種の50歳未満161万人に2回目はファイザー製で混合接種
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.01 17:43
アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの接種年齢制限がこれまでの30歳以上から50歳以上に引き上げられる。最近韓国でアストラゼネカ製ワクチンを接種した30代で血小板減少症を伴う血栓症の発症が報告されたのに伴ったもので、保健当局は50歳未満では接種のメリットより血栓症発生によるリスクが大きいと判断した。すでにアストラゼネカ製で1回目の接種を受けたエッセンシャルワーカーと残余ワクチン接種者ら161万5000人には2回目の接種にファイザー製ワクチンを使うことになる。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団は1日、こうした内容が盛り込まれた7月の予防接種細部計画を発表した。推進団は「予防接種専門委員会を開催しアストラゼネカ製ワクチン接種後に血栓症患者が2人発生した状況を反映し接種勧告年齢を見直した。7月からはアストラゼネカ製ワクチン接種を50歳以上の年齢層に対し勧告することにした」と明らかにした。