中国CATLが疾走、今年の電気自動車バッテリーシェア31%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.01 10:15
中国CATLが1~5月に世界の電気自動車バッテリー市場でシェア31.2%を占め1位を疾走した。LGエネルギーソリューション、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国バッテリー3社のシェア合計33.5%に迫る水準だ。これを受け、中国に追いつくためには韓国バッテリーの技術力向上と取引先多様化などの対策作りが至急だと指摘される。
市場調査会社SNEリサーチが先月30日に明らかにしたところによると、各国で5月に登録された電気自動車(PHEV、HEV含む)のバッテリー総量は21.1ギガワット時だ。これで今年の初めから5月までバッテリー累積量は88.4ギガワット時で前年同期より2.6倍増えた。SNEリサーチのバッテリー総量はこの期間に市場で実際に売れた電気自動車を対象に推定した値だ。バッテリー使用量が2.6倍増えたということは電気自動車販売台数もそれだけ増加したという意味だ。CATLは先月だけで6.1ギガワット時のバッテリーを供給した。電気自動車1台当たり50~70キロワット時のバッテリーが使われる点を考慮すると約12万台規模だ。EVボリュームズによると、先月に世界で売れた電気自動車は47万台だった。世界の電気自動車の4台に1台はCATLのバッテリーを搭載したことになる。