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【コラム】鉄道投資拡大は未来のための投資=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.28 11:20
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「朝鮮が強くて裕福になり、外国から待遇を受けるためには、国内にくもの巣のように鉄道を敷設して人と物の輸送を便利にし、多くの電気鉄道が往来しなければいけない」。この文章は1896年10月10日付の独立新聞の記事の一部で、国家経済の発展と国民福祉の向上のための鉄道の重要性を強調している。

1世紀も前に書かれた記事だが、近現代を含む現在の時点でも鉄道の重要性は依然として注目する必要がある。実際、フォーゲル(1964)、マクグリービー (2008)など海外研究者も米国、ドイツ、ブラジルなどの事例の研究を通じて、鉄道投資が道路・海運など他の交通手段と比較して国家経済の発展にはるかに効率的だという結果を出したりもした。

 
韓国は韓国戦争(朝鮮戦争)で廃虚になった国土を再建し、国家基幹産業基盤を構築するため、1960年代から大々的に鉄道の建設に入った。1974年にソウル地下鉄1号線が開通し、2004年には京釜(キョンブ)高速鉄道1次区間が開通して高速鉄道時代を開いた。このように建設された鉄道は「漢江(ハンガン)の奇跡」と呼ばれる大韓民国の輝かしい経済成長を牽引する役割を果たした。

鉄道交通の発達は国民の生活の質の向上にもつながった。本格的な高速鉄道運営でソウルと釜山(プサン)を2時間ほどで移動できるようになり、全国半日生活圏時代を迎えた。市民は目的地に短時間で移動できるようになり、移動手段の選択権を拡大する効果をもたらした。

そして最近、鉄道は生活の質の向上と経済発展を後押しした一つの運送手段を超えて、国家均衡発展と炭素中立(カーボンニュートラル)の実現を操り上げる触媒に浮上している。鉄道の新しい役割と波及力が注目され、「新しい鉄道ルネサンス時代」が開かれているのだ。

政府は2019年に5兆7000億ウォンだった鉄道予算を今年8兆ウォン(約7830億円)水準に拡大するなど、国家均衡発展のために鉄道分野に投資を集中している。今年開通予定の釜山-蔚山(ウルサン)-浦項(ポハン)、利川(イチョン)-忠州(チュンジュ)などの路線のように国家交通網の根幹である幹線鉄道路線の拡充で地域間移動の便宜性を高める一方、首都圏広域急行鉄道(GTX)や新安山(シンアンサン)線など広域鉄道網の構築を通じて出退勤混雑問題も解消していく計画だ。

低炭素グリーン鉄道の拡大も進めている。今年1月4日に中央線原州(ウォンジュ)-提川(ジェチョン)路線で運行を開始した新概念高速鉄道「KTXイウム」は二酸化炭素排出量が乗用車の15%、ディーゼル鉄道車両の70%水準にすぎず、座席あたりの電力消費量も従来のKTXに比べ21%少ない。政府は2024年までKTXイウムを中部内陸線、中央線、西海線、慶全線、長項線など全国の主要鉄道路線に拡大していく予定だ。このほかディーゼル鉄道車両だけが運行可能だった区間に温室効果ガス排出量がはるかに少ない電気鉄道車両を運行できるよう電鉄化する事業も進めている。来年、浦項から東海までの路線を電鉄化する事業が終われば、東海線全区間で電気鉄道車両の運行が可能になり、環東海経済圏の基盤も用意されると期待される。

127年前の今日は、韓国で初めて鉄道局を創設し、大韓民国鉄道史の開始を知らせた意味深い日だ。鉄道の日を迎え、これまで鉄道が経済発展と国民福祉向上に寄与してきたことを振り返り、均衡発展と炭素中立の実現という、より一層大きな未来を開いていくことを期待したい。

ファン・ソンギュ国土交通部第2次官

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