韓国鉄道技術研究院、高速列車のトンネル爆発音を画期的に減らす…「日本・ドイツなどより性能優秀」
ⓒ 中央日報日本語版2020.12.23 10:07
韓国鉄道技術研究院は自主的に開発した「トンネル爆発音低減フード技術」に対する現場での性能検証を完了したと22日、明らかにした。
高速列車がトンネルに入るとトンネル内部の圧力変化によって波動が発生し、この波動がトンネルの出口で爆発音のような大きな騒音を起こす。トンネル爆発音はトンネル周辺の住宅などに大きな被害を与えるため高速鉄道の設計で重要だ。
今回開発した「トンネル爆発音低減フード」はサメが早く泳ぐ時に口に流入する海水の圧力を減らすために両側のエラを広げる姿からアイディアを得た。サメ立案とエラの3次元構造変化による圧力勾配低減原理を応用してサメ生体を模倣したフード構造体を開発した。