天皇も五輪懸念、やきもきする菅首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.28 06:48
徳仁天皇が宮内庁長官の口を通じて「東京オリンピック(五輪)開催で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が拡大するのではないか懸念される」という立場を明らかにして波紋が広がっている。菅義偉首相は「(天皇の考えではなく)宮内庁長官ご自身の考え方を述べられた」としながら意味を縮小したが「天皇の意志を無視するのか」という反発も無視できない。
西村泰彦長官は24日の記者会見で「現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を、大変ご心配されておられる」とし「(五輪・パラリンピックの)開催が感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると拝察をする」と明らかにした。