iUの中村学長「韓国のように世界で勝負するスタートアップが出てくるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.21 11:01
iU(情報経営イノベーション専門職大学)の中村伊知哉学長は2年前、慶応大教授から退いてiUを設立した。安定した職場を離れて創業したのだ。中村学長は「日本は過去30年間に退行してきた」とし「『コロナ敗戦』でようやく危機を認識し始めた」と指摘した。
--学生に創業をすべきという理由は。
「世界経営開発研究所(IMD)によると、2020年の日本の世界競争力は34位だった(韓国は23位)。高度成長期だった1989年は1位だったが、過去30年間に毎年1つずつ落ちた。韓国のように世界で勝負し、海外で挑戦する雰囲気が日本は弱い。それを高めるための手段の一つが創業だ」