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<韓国建物崩壊>5階建物の横に土を盛って掘削機を置いて撤去作業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.10 08:44
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9日、光州(クァンジュ)広域市で発生した建物崩壊事故に対し、消防当局は「撤去中に建物が崩壊したこと以外は原因を予断することはできない」という立場を明らかにした。「合同調査を通じて事故原因を糾明する」ともした。慎重な立場だが、撤去と崩壊が密接な関連がある点を示唆した。

事故現場の近隣住民によると、撤去作業はこの日から本格的に始まった。作業者は5階建物の近くに高く盛った土の山に掘削機を置いて撤去作業を開始した。最上層から一階ずつ壊して撤去する手順だったものとみられる。

 
事故当時、現場には掘削機1台に作業者2人がいたことが分かった。現場周辺を統制するための交通誘導員2人も配置された。掘削機が撤去作業をしている途中、おかしな音が聞こえ、作業者は「建物が崩れる音」と感じ、互いに状況を伝えあって作業現場を急いで離れた。

事故近隣を通過した車両のドライブレコーダーには、慌てて現場から離れた作業者が建物が崩壊する場面を見守る様子も残されていた。建物の正面にあった停留場に停車していた54番市内バスは道路側に倒れてきた建物に完全に押しつぶされて残骸に覆われた。

住民によると、建物は下方向ではなく道路側に斜めに崩れ落ちた。撤去過程で重さが片側に傾いて崩壊したのではないかと指摘されている理由だ。

警察は元請会社と撤去下請会社の関係者を対象に安全規則などが遵守されていたかどうかを集中的に捜査する計画だ。光州市が建物解体許可を正しく出していたか、管理は規定通りされていたかなどに対しても調査が行われる方針だ。

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    2021.06.10 08:44
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