韓国サッカー英雄の命を奪ったすい臓がんステージ4、生存率1.9%…20年間ほぼ変わらず(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.08 16:04
柳想鉄(ユ・サンチョル)前仁川(インチョン)ユナイテッド監督が7日、すい臓がんのため死去した。2019年10月にすい臓がんのステージ4という診断を受けてから1年8カ月後だ。49歳だった。すい臓がんは65歳以上の高齢者に頻発するが、柳想鉄氏は低い年齢で発生した。
すい臓がんは最も厳しいがんと見なされている。ステージ4なら言うまでもない。国立がんセンターのハン・ソンシク肝・胆道・すい臓がんセンター長は「すい臓がんのステージ4という診断を受ければ半分は9カ月を超えられない。平均期待寿命はまだ1年にならない」と話す。柳氏は抗がん治療、サッカーに対する情熱、前向きな思考、強い意志などで平均寿命を超えたと考えられる。