豪州の金鉱に中国の国旗、160年ぶりまた「金戦争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.07 13:55
1850年代、オーストラリアで金鉱が発見されると、中国人はオーストラリアに向かった。「ゴールドラッシュ」の時代だった。オーストラリア政府が公開した資料によると、1856年だけで1万2396人の中国人がオーストラリアに来て金を掘った。中国からの移民者はオーストラリアの金鉱を「新金山」と呼んだ。結局、1861年にニューサウスウェールズ州政府が移民制限法を通過させるほどオーストラリアには中国人が増えた。ゴールドラッシュは人種差別事件の頻発と共に白豪主義を生んで幕を閉じた。
約160年後の2021年現在、オーストラリア南西部の金鉱の中心地カルグーリーにはオーストラリアと中国の国旗が立っている。金の生産1位の中国と2位のオーストラリアの競争に火がつきながらだ。オーストラリアABCニュースは1日(現地時間)、両国が「最大金生産国」をかけて激しく競争することになったと報じた。