サムスン「米国に170億ドル規模の工場建設」…地域に言及しない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.24 15:32
サムスン電子が米国に170億ドル(約19兆2000億ウォン、約1兆8500億円)規模のファウンドリー(半導体委託生産)投資を公式化した。しかし工場が建設される地域と着工・稼働時期など具体的な計画は出さなかった。韓米首脳会談を控えて「贈り物」は見せたが、米国州政府とのインセンティブ交渉は戦略的に進めていく考えだと解釈される。
これに先立ちサムスン電子の金己男(キム・ギナム)副会長は21日(現地時間)、米ワシントンで開催された「韓米ビジネスラウンドテーブル」行事で、「米国に170億ドルを投資してファウンドリー工場を構築する計画」とし「近く具体的な内容が出てくるだろう」と述べた。サムスン電子の最高経営責任者が米国内の半導体工場投資を公式発表したのは今回が初めて。