韓国蔚山の漁業従事者ら、日本政府糾弾の海上デモ…「原発放射能汚染水放出はテロ」

ⓒ 中央日報日本語版2021.05.20 11:07

韓国蔚山（ウルサン）東・北区の漁業従事者が１９日、日本政府の福島原発汚染水放出決定を糾弾する海上デモを行った。

この日のデモには蔚山地域の漁業従事者が漁船１２０余隻を率いて参加した。彼らは船に「日本汚染水放出は人類に対するテロだ」「日本水産物輸入絶対反対」などの垂れ幕や旗を掲げた。

デモ隊は東区大王巌（テワンアム）沖に集結して記者会見を行い、「日本政府の福島原発放射能汚染水の海洋放出決定を糾弾する」とし「世界の人々が反対する汚染水放出を撤回せよ」と促して「原発汚染水が放出されればエコシステムが破壊されることは基本的な常識」としながら「汚染水はがんと白血病、ＤＮＡ損傷などを引き起こして世界の生命を脅かすだろう」と強調した。

続いて「政府は国民の生命を守るためには日本産水産物の輸入を禁止するなど、できるすべての措置を取らなければならない」とし「国民は日本産水産物の不買運動を通じてわれわれの怒りを見せなければならない」と付け加えた。