韓経:世界2位「CMO生産能力」備えた韓国バイオ…「ワクチン製造」に翼
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.07 08:42
米国のジョー・バイデン政府が5日(現地時間)、製薬会社の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンに対する「一時的特許放棄」案を支持すると明らかにした。これに伴い、世界的なワクチン不足状態に突破口が用意されたが、製薬業界が強く反発していて特許放棄までには時間がかかるものと予想される。
バイデン大統領はこの日、ホワイトハウスで「新型コロナワクチンの知識財産権放棄を支持するか」という取材陣の質問に「支持する」と述べた。キャサリン・タイ米通商代表部(USTR)代表も声明で「知識財産の保護を強く信じているが、(コロナ)大流行を終息させるために製薬会社のワクチン知的財産権の放棄を支持する」と明らかにした。タイ氏はただし、世界貿易機関(WTO)規定の保護を受ける製薬会社の知的財産権放棄のための国際合意までには時間がかかるだろうと述べた。ファイザーなどが新型コロナワクチンに対する知的財産権を放棄すれば、他国の企業も特許料を支払わないで複製ワクチンを製造することができる。