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米国防総省「中国ロケット、制御不能で下降…落下地点予測できず」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 07:48
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中国が宇宙ステーション建設のために先月打ち上げたロケットの一部が早ければ今週末に地球の大気圏に再突入する見込みだ。

米CNN放送によると、米国防総省のマイク・ハワード報道官は4日(現地時間)の声明で、中国ロケット「長征5号B」が現在制御不能状態であり、8日に地球の大気圏に入るとみられると明らかにした。

長征5号Bは宇宙ステーションの核心モジュール「天和」を搭載して先月29日、海南省文昌基地から打ち上げられた。中国は宇宙ステーションの建設に必要なモジュール部品を一つずつ宇宙に送り、来年末までに組み立てを完成する計画だ。

長征5号Bの核心モジュールは大気圏外300キロ以上の高度で時速2万7600キロで回転していた。しかし先週末からこのロケットが制御不能状態で地球に向かって下降しているという見方が提起された。

ハワード報道官は国防総省がこのロケットの軌道を追跡していると伝え、「具体的な落下地点はこのロケットの大気圏進入の数時間前に把握できるだろう」と説明した。

通常、打ち上げ後に任務を果たしたロケットや宇宙ステーション、衛星などは大気圏に入る過程で摩擦熱によって燃え尽きるか、人の居住地域またはその他の生態系に被害を及ぼさないように海に落下させる。しかしこのロケットの正確な大気圏進入時点および落下地点はまだ確実には予測できない状況という。このロケットの重さは22トンにのぼり、一部の破片が地球に落ちて居住地域に被害を与えるかもしれないという懸念もある。

一方、人がロケットの破片にあたる可能性はほとんどないという意見もある。米ハーバード大天体物理学センターのジョナサン・マクダウォル博士は「人にあたる可能性を排除することはできないが、極めて低い」とし「個人的な危険レベルで私ならそのような心配に1秒も浪費したくはない」と述べた。続いて「破片が地球のどこに落ちるかをあえて予想するのなら太平洋を選べばいい。太平洋が地球の大部分を占めているという単純な事実のため」と話した。

その一方で「悪いのは中国側の怠慢」とし「10トンを超える物体を空から故意に制御不能のまま落とすことはできない」と批判した。

米国はこのロケットの位置情報を、宇宙航空安全を目的に運営される機関「スペーストラック」のホームページ(Space-Track.org)に毎日載せる予定だ。

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