韓国外交部長官、ベトナム外相と電話会談…「福島汚染水」に懸念表明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.29 06:44
鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が28日、ベトナムのブイ・タイン・ソン外相と電話会談を行って日本政府の福島汚染水の海洋放流決定とミャンマー情勢について意見を交換した。
外交部によると、鄭長官はこの日、日本政府の汚染水の海洋放流決定に懸念を示し、ブイ・タイン・ソン外相は海洋環境に対する透明性と責任性、安全性を強調した。
鄭長官はミャンマー情勢に関連して、24日ASEAN首脳会議で暴力の中止および当事者間建設的な対話開始など5つの合意事項が導き出されたことを評価し、忠実かつ持続的な履行が重要だと強調した。
特に、両外相は来年韓・ベトナム修交30周年を契機に両国間戦略的協力パートナー関係が飛躍できるように協力し、両国間高官級交流も活性化していくことで意見を一致した。企業家など必須人材の円滑な入国のためにも協力することにした。
両外相は今年「韓国・メコン交流の年」を迎えて対面、または非対面で様々な記念行事を推進し、韓・メコン戦略的パートナー関係を充実に作っていくことで一致した。