韓国人固有の「DNAマップ」作った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.27 11:53
「韓国人のゲノムマップさえ完成すれば、がんや難病もすべて治療できる時代を開くことができます」。
蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)バイオメディカル工学科のパク・ジョンファ教授は26日、中央日報とのインタビューでこのように話した。パク教授が主導する「蔚山1万人ゲノムプロジェクト」は、この日韓国人1万人に対するゲノム(遺伝子)解読を完了したと宣言した。このプロジェクトは健康な4700人、疾患者5300人など1万44人の韓国人のゲノム情報を収集・解読する事業だ。ゲノムは遺伝子(gene)と染色体(chromosome)の合成語で、DNAで構成されたすべての遺伝情報を指す言葉だ。「生命の設計図」と呼ばれる。