韓国外交部長官の「北朝鮮の昌麟島射撃とGP射撃は節制された些細な違反」発言で議論に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.21 18:02
外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が北朝鮮による2019年11月の昌麟島(チャンリンド)海岸砲射撃と昨年5月の北朝鮮軍の非武装地帯監視哨所(GP)銃撃事件に対し「9・19南北軍事合意のささいな違反。とても節制されたやり方だった」と話した。北朝鮮が南北間軍事合意を明確に破っただけでなく、ややもすると人命被害につながりかねなかった事件に対し当時の国家安保室長で現外交部長官がする発言としては適切でないとの批判が出ている。
鄭長官は21日にソウルのプレスセンターで開かれた寛勲クラブ招請討論会で、2018年に締結された9・19南北軍事合意が「いまでも有効なだけでなく、韓半島(朝鮮半島)の平和と安定を維持するのに大きく寄与している」としながら海岸砲射撃とGP銃撃事件に言及した。両事件に対する別途の質問はなかったが、鄭長官が軍事合意の有効性と意義を説明しながら先に話を切り出した。鄭長官は「北朝鮮がこれまで2回ささいな(軍事合意)違反をしたが、われわれが綿密に調査したところとても節制されたやり方で行った。その後に深刻な挑発もなく、核兵器と長距離ミサイルのモラトリアムが維持されているのも成果」と話した。