韓国政府、「戦犯合祀」靖国神社への菅首相の供え物奉納に「深い失望と遺憾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.21 16:48
韓国政府は２１日、日本の菅義偉首相が太平洋戦争のＡ級戦犯が合祀された靖国神社に供え物を奉納したことに対し「深い失望と遺憾を表わす」と批判した。
外交部はこの日報道官論評を通じ、「韓国政府は日本の植民侵奪と侵略戦争を美化している靖国神社に日本政府と議会指導者が再び供え物を奉納し、参拝を繰り返したことに対し深い失望と遺憾を表わす」と明らかにした。
続けて「韓国政府は日本の指導級の人々が歴史を直視し、過去史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で見せることを促すし、日本はこれこそが未来指向的韓日関係発展の根幹であることを肝に銘じなければならないだろう」と強調した。
この日菅首相は靖国神社の春季例大祭に真榊を捧げた。菅首相は就任後初めて迎えた昨年１０月の靖国神社の秋季例大祭の時にも真榊を奉納している。
共同通信によると、菅首相はこの日から２２日まで２日間にわたり開かれる今回の例大祭に直接参拝はしないものとみられる。
しかし靖国神社に真榊を捧げることも侵略戦争を導いた戦犯を追悼する性格を内包することから韓国などの反発を買っている。