正義連、慰安婦訴訟敗訴に「国家免除は日本の論理…控訴する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.21 16:24
旧日本軍慰安婦被害者20人が日本政府を相手取って起こしていた損害賠償訴訟で敗訴判決が下されたことに対し、今回の訴訟を支援してきた「日本軍慰安婦被害者支援団体ネットワーク」が控訴の方針を明らかにした。
21日、同団体は宣告直後、記者会見を開いて「今回の判決に屈せず控訴し、改めて大韓民国裁判所に真実と正義に立って判断するよう要請する」と明らかにした。この日、ソウル中央地方法院(地裁)第15民事部は旧日本軍性奴隷制の被害者が日本に対して起こした損害賠償請求訴訟で原告の請求を却下する判決を下した。勝訴判決が下された今年1月の1次訴訟とは正反対の結果だ。
同団体は1次訴訟と同じ勝訴判決が下されると予想していたが、異なる判決が下されるかもしれないという流れを感知したという。この日の会見に2種類のコメントを準備した理由だ。前日、1月の損害賠償訴訟勝訴件に対して、ソウル中央地方法院民事第34部(部長キム・ヤンホ)が「訴訟費用の強制執行は国際法違反」という決定を下し、雰囲気の変化が感知された。