敗訴の李容洙さんが涙…「国際司法裁判所にいく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.21 11:59
「本当につらい」。
21日、旧日本軍慰安婦被害者20人が日本を相手に提起した損害賠償請求訴訟で敗訴の趣旨の判決が出ると、訴訟当事者として出席した李容洙(イ・ヨンス)おばあさんが口にした言葉だ。車椅子に乗って韓服姿で法廷に出席した李さんは宣告の途中に席を外した後、心境を明らかにした。途中、目を赤くしながら言葉を続けることができない姿を見せた。
法廷を出た李さんはソウル中央地裁の前で、慰安婦問題の国際司法裁判所(ICJ)付託を改めて強調した。李さんは「結果がどうであろうと(法廷で)聞いた言葉はすべて今(敗訴趣旨)のように出てきた」とし「この裁判の結果が良く出ようと悪く出ようと、国際司法裁判所に行く。必ず行く」と声を高めた。