イスラエル「ノーマスク」…韓国には希望と挫折を同時に抱かせた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.20 10:33
希望だろうか、それとも「希望拷問」だろうか。イスラエルが室外マスクの着用義務化の防疫守則を解除(現地時間18日)したという便りが伝えられ、市民が感じる相反した感情だ。一部の市民は新型肺炎の「第4次流行」に対する危機感の中で「韓国はワクチン物量の確保に失敗するのではないか」と懸念を示し、一部は「私たちも(イスラエルのようになる日が遠くない)遠くない」という期待感を表わした。
新型肺炎から直撃弾を受けた自営業者の不満の声が大きかった。一部の自営業者は政府の防疫守則が「一方的な損害だけを強要した」として「K防疫」を省みるべきだと主張した。京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)で10年間食堂を運営する50代のAさんは「イスラエルの写真を見ると複雑で息苦しい気がした」として「ワクチンを早く確保できたとすれば、11月集団免疫でも期待したはずだが、今を見るとそうではないようだ。いつまでわれわれ(自営業者)だけが耐えて待たなければならないのか疑問だ」と話した。