韓経:日米首脳「中国牽制」で足並み…「来月訪米」文大統領、選択肢が狭くなる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.19 08:51
日米首相が52年ぶりに両国の共同声明に台湾を明記して「対中国包囲網」を強化することにした。両国首脳は北朝鮮の完全な非核化と韓日米3カ国連携の必要性を再確認した。6世代(6G)移動通信の開発に計45億ドル(約4890億円)を投資するなど経済部門でも中国を積極的に牽制することにした。
日本が中国を牽制しようとする米国の動きに力を加えると、米中のの間で「綱渡り外交」を展開してきた韓国政府は来月末韓米首脳会談を控えてより大きな苦悩に陥ることになった。
ジョー・バイデン米国大統領と菅義偉首相は16日、ホワイトハウスで開かれた日米首脳会談以降「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸(中国と台湾)問題の平和的解決を促す」という内容の共同声明を発表した。両国首脳が共同声明に台湾を明記したのは1969年11月リチャード・ニクソン元米大統領と佐藤栄作元首相の会談以来52年ぶりだ。日中修交(1972年)と米中修交(1979年)以降今まで両国首脳会談で台湾を触れたことはなかった。