「日本の汚染水放流、深い失望」国連人権専門家らも出た
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.16 08:09
日本が原発汚染水を海洋に放流することを決めたことに対して、国連(UN)人権専門家らも「太平洋地域の数百万人の命と生計に影響を及ぼしかねない」として「深刻な遺憾」を表わした。
国連人権理事会が選任した独立専門家らは15日(現地時間)、声明を出して「100万トンの汚染水を海洋環境に放流するのは日本国境内外にある関係者らが人権を完全に享有することに相当な危険を招く」と批判した。特に、日本政府が主張する「処理水」の代わりに「汚染水」という用語を声明に使った。
人権専門家団は「汚染水の放流が多くの人の命と環境全般に及ぼす影響に対する警告を考えると、日本政府の決定は非常に懸念される」として「この問題を解決する代案を探ることができると信じているため、今回の決定は特に残念だ」と明らかにした。