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<ソウル・釜山市長選>韓国与党、ネガティブ攻勢ばかりで惨敗

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.08 08:32
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韓国進歩系与党の共に民主党が4・7補欠選挙の敗北に衝撃を受けている。民主党は7日午後10時に緊急最高委員会議を招集し、指導部の辞退と範囲、次期指導体制方式など刷新案をめぐり深夜に激しい討論をした。金太年(キム・テニョン)民主党代表職務代行兼院内代表は「選挙の結果に表れた民心を謙虚に受け止める。民主党の不足する部分で国民に大きな失望を与えた」とし「国民の意に従って省察し、革新する」という立場を表した。しかし収拾案については結論を出せなかった。民主党は8日午前に議員総会を開き、指導部の去就など関連議論を続ける予定だ。

民主党内部では「党が主導したネガティブキャンペーンがむしろ政権審判論に火をつける格好になった」(首都圏の重鎮議員)という批判が出てきた。専門家の間でも「謙虚な姿勢どころか、『糞まみれの犬、糠まみれの犬』戦略で20代、30代の怒りを爆発させた」(オム・キョンヨン時代精神研究所長)、「民主党がネガティブに集中し、猶予された審判を受けた」(パク・ソンミン政治コンサルティンググループ「ミン」代表)という分析が出てきた。

 
民主党は内部の混乱が避けられないという見方が多い。指導部総辞職後の非常対策委員会転換が代案に挙がっている。民主党のある忠清(チュンチョン)圏議員は「党が民心に従うか逆らうかの岐路に立った」とし「革新的非常対策委体制に転換し、今までとは全く違う路線に進んでこそ『誤った』という話もできる」と語った。問題は非常対策委員長に推戴する人物がいないという点だ。まず議論されているのが李海チャン(イ・ヘチャン)前代表の再登場だ。しかし李前代表が今回の補欠選に関連し「ソウル市長選はほぼ勝利したようだ」(3月19日)と発言して逆風を呼んだという点で、中道・刷新イメージを与えるには力不足という主張も少なくない。

このほか▼5月に予定された全党大会を操り上げる可能性(早期全大論)▼指導部総辞職後の院内代表(党代表権限代行)早期選出論--も代案に挙がっている。しかし早期全大論は、党権走者3人(宋永吉、禹元植、洪永杓議員)が先月24日から補欠選まで選挙運動を中止することを決めただけにキャンペーン期間不足で候補らが拒否する可能性が高いという点で現実性が低いという見方が多い。党代表職務代行(院内代表)を先に交代し、5月の全党大会まで党を管理する院内代表早期選出論が最も現実的な代案だ。ソウルのある民主党議員は「新しい指導部が選ばれるまで1カ月だ。金太年院内代表には敗れた場合は秩序正しく整理するのが正しいと伝えた」と話した。

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