ヘイトクライムが“6%”を覚醒させた…NYT「米国でアジア系政治勢力が浮上」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.06 08:07
今年11月のニューヨーク市長選挙を控えて最近最も注目されている候補は台湾系アンドリュー・ヤン氏(46)だ。米政治専門紙「Politico(ポリティコ)」は4日(現地時間)、「アンドリュー・ヤン氏はアジア系スーパーパワー」というタイトルの記事で「ニューヨークが反アジア系暴力の震源地になった中でヤン氏がフロントランナーになった」と伝えた。ヤン氏は最近各種アジア系集会に参加してヘイトクライム(憎悪犯罪)に対して声を高めている。先月初め、エマーソン大学がニューヨーク市有権者644人を対象に実施した世論調査で、ヤン氏は32%で支持率1位を記録し、2位候補に13%ポイントの大差をつけている。
アトランタ銃撃事件以降、アジア系を狙った差別とヘイトクライム問題は米国社会で核心イシューに浮上した。過去と違っているのは、アジア系が差別に対抗して1カ所に集まり、積極的に政治的な声を高めているということだ。全米に差別に反対するデモが広がる一方、議会では韓国などアジア系議員を中心に連日対策を要求している。