グローバル500企業…韓国は逆行、中国は初めて米国抑える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.01 13:34
グローバル500入りした企業数が韓国・米国・日本・中国の中で、韓国だけ減少したことが分かった。韓国経済研究院が1日、企業評価専門の米経済誌フォーチュンのグローバル500(Fortune Global 500)のランキングを分析した結果だ。フォーチュンは毎年、世界中の企業の売上などを基準にグローバル企業トップ500を選定しているが、3月までに完了した前年度の会計規模で順位を付ける。
2020グローバル500に含まれる韓国企業数は14社で、前年(16社)より2社減った。一方、中国は119社から124社、日本は52社から53社に増加した。米国は121社で、昨年と同じだった。売上全体の合計も、米国(+4.3%)と中国(+4.8%)は、昨年より増加した。日本は小幅(-0.2%)下落し、韓国は-12%と減少幅が最も大きかった。これにより、韓国企業全体の売上高は、グローバル企業500に占める割合も2.4%で、前年(2.8%)よりも低下した。
各企業の順位の下落も深刻なことが分かった。グローバル500に含まれる韓国企業14社のうち10社の順位が下落した。一方、上昇した企業は現代(ヒュンダイ)自動車・現代モービス・KB金融・CJの4社だった。サムスン電子は2016年にライバル社のアップルに逆転(アップル9位、サムスン電子13位)されたが、今回の評価で格差が7ランク(アップル12位、サムスン電子19位)に拡大した。サムスン電子とファーウェイ間の格差も46から30ランクに減少した。ポスコも2017年に2位の座を宝武(中国)に奪われた後、今回の評価まで3位を維持していたが、4位の日本製鉄(日本)との格差が縮まった。