「各国の中国同胞にワクチン提供する」…「ワクチンの主導権」確保に出た中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.08 15:35
国際保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)パンデミック宣言から1年を前に、中国が「ワクチン主導権」の確保に乗り出した。米国などを中心に提起されている「新型コロナ中国責任論」などを自国のワクチンを武器に突破しようとする布石だという解釈が出ている。
7日、記者会見した王毅中国国務委員兼外交部長は、発展途上国に中国製ワクチンを提供し、国際的「ワクチン・パスポート」の導入議論も主導するという意向を示した。