「慰安婦は売春婦」論文を事前に読んだ…韓国女性家族部長官の無対応が論争に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.19 10:20
最近、米国ハーバード大学から「慰安婦は売春婦」という趣旨の論文が発表されて波紋を呼んでいる中、韓国女性家族部の鄭英愛(チョン・ヨンエ)長官の対応態度が俎上に載せられた。韓国政府がハーバード大学の論文に直接的な対応をする必要があるのかというのが鄭長官の主張だが、慰安婦被害者を保護するべき主務部署がむしろ傍観する態度を示しているという指摘が出ている。
19日、女性家族部と与党「共に民主党」の粱敬淑(ヤン・ギョンスク)議員室によると、鄭長官は同校のマーク・ラムザイヤー教授の論文が韓国に紹介されて波紋が生じる前に、すでに論文を確認していたことが確認された。女性家族部は具体的な時期に対しては口を閉じたが、鄭長官が英文で書かれたラムザイヤー教授の論文を前もって読んだと明らかにした。