「韓日関係から解決を」と課題出したバイデン大統領…文政権の自縄自縛
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.18 14:43
文在寅(ムン・ジェイン)政府が韓半島(朝鮮半島)の平和プロセスを再起動するための過程で、韓日関係が最大変数として浮上した。文大統領は「韓半島の平和プロセスが成功するには、韓米同盟を強化しなければならない」〔15日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官任命状授与式)と原則を示したが、米国は事実上、韓日関係の改善を同盟強化の前提条件のように示しているからだ。
ある外交筋は18日、「バイデン政権も韓米同盟の強化に異論はないが、その前に先に韓国が日本との関係を解決しなければならないとみる雰囲気が強い」とし、「韓日の対立は中国に対応するための核心的既済の韓米日安保協力を大きく阻害するからだ」と述べた。中国の優先順位が高まり、米国にとっては韓米間の両者同盟と同じくらい韓米日の三カ国間協力が重要になったということだ。別の外交筋も「韓国が日本との関係さえ正常化すれば、他の韓米間の懸案は、大きな問題なく進められるという気流さえ米国から感じ取れる」と耳打ちした。