潜水服に足ヒレ付けて「水泳亡命」…韓国軍、警戒失敗を認める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.17 11:46
韓国軍当局が16日、東海(トンヘ、日本名・日本海)の海岸に入ってきた北朝鮮男性の「水泳亡命」事実を明らかにし、軍の警戒の失敗を認めた。
韓国軍合同参謀本部は17日午前、現地調査の結果に基づき「亡命者と推定される男性が潜水服と足ヒレを着用して海上を渡り、GOP(一般前哨)南側(江原道高城郡)統一展望台付近の海岸に上陸し、海岸の鉄柵下段の排水路を通過したと推定される」と明らかにした。続いて「男性が海岸に上がった後、わが軍の監視装備で何度か確認されたが、適切な措置は取られず、排水路の遮断施設も不十分だった」と警戒の失敗を事実上認めた。