9年前の「ノック亡命」地域で、今度は「水泳亡命」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.17 07:52
16日未明、北朝鮮の男性が東海(トンヘ、日本名・日本海)最北端の海岸まで泳いで軍事境界線(MDL)を越えてきたことが明らかになった。この男性は軍の警戒網を潜り抜けて民間人統制線内まで入ってきた後、軍に身柄が確保された。この地域は2012年に北朝鮮兵士が哨所の扉を叩いて亡命の意思を明らかにした、いわゆる「ノック亡命」が発生したところだ。また、昨年11月には北朝鮮男性が体操選手のように鉄柵を跳び越え、民間人統制線地域で14時間後に捕まっている。
この日午後まで軍当局は北朝鮮男性の身元および脱北の経緯を明らかにしていないが、複数の軍消息筋によると、この男性は北朝鮮から泳いで38度線を越えたという。ある消息筋は「脱北男性は泳いで海岸に上陸した後、海岸の鉄柵に沿って南下し(江原道高城郡)統一展望台と平和の道近隣の検問所で摘発された」と伝えた。