開城工業団地中断から5年…入居企業の売上減少、15社は休・廃業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.08 15:10
2016年以来、稼働停止5年目を迎える開城(ケソン)工業団地に入居していた企業のうち16社が休・廃業したことが分かった。8日、中小企業中央会は「開城工業団地入居企業124社を対象に「開城工業団地の稼働停止5周年入居企業調査」を行った結果、書類上だけで維持されている休眠会社が11社、廃業企業が5社と確認された」と発表した。通常営業中の企業は99社だった。その他の企業は回答拒否または連絡が取れなかった。
今回の調査に回答した企業111社中77%は、公団稼働停止直前年度の2015年に比べ、2020年の売上高が減少したことが分かった。特に2020年基準の売上高50億ウォン(約4億7000万円)以上100億ウォン未満の企業は売上が平均107億ウォンから66億ウォンに減少した。また、50億ウォン未満の小企業は、売上が平均65億ウォンから16億ウォンに76%減少した。規模の小さい企業ほど稼働停止の打撃が大きかった。