新型コロナの直撃受けた大韓航空…売り上げは減ったが黒字は守る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.04 18:05
大韓航空は4日、昨年に売り上げ7兆4050億ウォン(約6971億円)、営業利益2383億ウォンを記録したと明らかにした。前年より売り上げは40%が減ったが新型コロナウイルスによる旅客需要急減で赤字を免れない海外の航空会社と違い黒字を達成した。当期純利益は2281億ウォンの赤字だったが前年の5687億ウォンより損失幅は縮小した。
大韓航空の昨年の旅客売り上げは前年比74%急減した。だが大韓航空は貨物機の稼動率を例年より25%高め、遊休旅客機を貨物機に転換する戦略で貨物売り上げを前年より66%増えた4兆2507億ウォンに引き上げた。新型コロナウイルス検査キットと自動車部品需要が航空輸送需要につながり、貨物輸送に積極的に取り組んだことが売り上げに好材料として作用した。