韓国野党代表「北朝鮮に十分やられた。文大統領は空しい対北朝鮮幻想から目覚めよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.03 12:01
「文在寅（ムン・ジェイン）大統領に心より促します。もう十分分かり、十分やられたのではないですか。空しい対北朝鮮幻想から目覚めてください」
国民の力の朱豪英（チュ・ホヨン）院内代表は３日、国会交渉団体代表演説で政府の北朝鮮原発建設検討の疑いに関して文在寅（ムン・ジェイン）大統領を直接狙ってこのように述べた。「文大統領は就任するやいなや世界最高水準の韓国型原発を全面廃棄すると宣言した」として「産業通商資源部が独自に原発建設の計画を検討したという釈明がとうてい納得できない」と述べた。
朱院内代表は産業資源部の「北朝鮮地域の原発建設推進案」文書を公開して野党を強く批判した共に民主党の李洛淵（イ・ナギョン）代表、チェ・ジェソン青瓦台（チョンワデ、大統領府）政務首席などに向かっても矛先を向けた。また「大統領選をわずか２カ月控えた２００７年１０月南北首脳会談を推進した推進委員長は誰だったのか。２０１８年地方選挙をわずか一日控えてシンガポールでトランプ－金正恩首脳会談ショーを斡旋した人は誰か」として「このようなことが北風工作ではないか。この政権は都合がよくなければ『色論争』と『北風工作』で隠す。居直りも適当に」と正面から批判した。
また、朱院内代表は「２００７年南北１０・４合意を主導した人は文在寅当時、大統領秘書室長だった」として「履行に数百兆ウォンがかかる約束手形を国民の同意を得ずに金正日氏に発行したが、金正日氏は人民が飢え死しても核兵器をあきらめなかった」と指摘した。また「任期があと１年余り残っている文大統領が２００７年のようにどのような対北朝鮮プレゼント袋を開けるか国民は疑っている」と付け加えた。
朱院内代表はこの日、演説で与党が尹錫悦（ユン・ソクヨル）検察総長に対する、いわゆる「締め出し」を試みて失敗したことに謝罪すべきだと指摘した。朱院内代表は「文在寅政権は積弊清算に先頭に立っていた尹錫悦中央地検長を急速に昇進させ、生きている権力を捜査するように支持したが、実際にチョ・グク前法務長官の不正、青瓦台の蔚山（ウルサン）市長選挙介入、月城（ウォルソン）１号基の早期閉鎖に対して捜査すると検察総長を追い出すのに一年中騒がせた」として「尹総長が本当に民主主義を破壊しようとする人であれば、今でも彼を必ず追い出すべきではないか。それとも、国民に厳重に謝罪すべきだ」と話した。
判事出身である彼は司法府に向かっては「選挙無効訴訟は６カ月内に判決が下されるべきだが、現在約１３０件に達する事件が一件も結論が出ていない。法規定にも背反しながら裁判がこのように遅れた場合はなかった」として「選挙裁判の遅延で大法院（最高裁）は信頼を自ら傷つけている」と指摘した。
民主党の裁判官弾劾の試みに対しては「判事だといっても大きな過ちを犯せば弾劾を受けるのは当然だ」としつつも「裁判で無罪を言い渡された判事を弾劾要件の確認や本人の弁解すら聞かずに決めるのは制度の乱用であり、裁判官全体に対する脅迫」と批判した。
朱院内代表は文在寅政府のいわゆる「Ｋ－防疫」に対しても批判の矛先を向けた。また「政府は暇さえあればＫ－防疫を自慢するが、Ｋ－防疫は国民の自由を過度に制約し、国民の犠牲甘受と積極的な協力、そして医療スタッフの献身の下でしか成功できない苦しいモデル」としながら「Ｋ－防疫が成功のモデルといえば、その功績は全てわが国民のもの」と指摘した。
朱院内代表は政府のワクチン確保の努力に対しては「文政府は当初５６０兆ウォンという史上最大の２０２１年度予算を組んでもワクチン確保のための予算は一銭も編成しなかった」として「１月３０日現在全世界の６２カ国で９４５０万回接種され、一日平均４４７万回接種が行われてるが、われわれまだ始めることもできなかった」と批判した。同時に、「ワクチン確保の過程で見せた政権の無能さと安易さが今からのワクチン接種でも繰り返されるのではないか懸念される」とし、「政府は一日も早く国民に日常と雇用を取り戻してほしい」とした。
朱院内代表は文在寅政府の不動産政策に対しては「個人が賃金を一銭も使わずに集めてもソウルの平均価格のマンションに住むためには３６年がかかる。賃金の３０％を貯蓄すれば１１８年もかかる」として「本当に『これが国か』という言葉が自然と出てくる」と批判した。
朱院内代表は演説の最後には「わが大韓民国は国民の力で立てられ、守られて発展してきた国」として「大韓民国は真に『偉大な国民保有国』」と話した。与党要人の「大韓民国は『文在寅保有国』」という発言を皮肉ったものと分析される。
国民の力の朱豪英（チュ・ホヨン）院内代表は３日、国会交渉団体代表演説で政府の北朝鮮原発建設検討の疑いに関して文在寅（ムン・ジェイン）大統領を直接狙ってこのように述べた。「文大統領は就任するやいなや世界最高水準の韓国型原発を全面廃棄すると宣言した」として「産業通商資源部が独自に原発建設の計画を検討したという釈明がとうてい納得できない」と述べた。
朱院内代表は産業資源部の「北朝鮮地域の原発建設推進案」文書を公開して野党を強く批判した共に民主党の李洛淵（イ・ナギョン）代表、チェ・ジェソン青瓦台（チョンワデ、大統領府）政務首席などに向かっても矛先を向けた。また「大統領選をわずか２カ月控えた２００７年１０月南北首脳会談を推進した推進委員長は誰だったのか。２０１８年地方選挙をわずか一日控えてシンガポールでトランプ－金正恩首脳会談ショーを斡旋した人は誰か」として「このようなことが北風工作ではないか。この政権は都合がよくなければ『色論争』と『北風工作』で隠す。居直りも適当に」と正面から批判した。
また、朱院内代表は「２００７年南北１０・４合意を主導した人は文在寅当時、大統領秘書室長だった」として「履行に数百兆ウォンがかかる約束手形を国民の同意を得ずに金正日氏に発行したが、金正日氏は人民が飢え死しても核兵器をあきらめなかった」と指摘した。また「任期があと１年余り残っている文大統領が２００７年のようにどのような対北朝鮮プレゼント袋を開けるか国民は疑っている」と付け加えた。
朱院内代表はこの日、演説で与党が尹錫悦（ユン・ソクヨル）検察総長に対する、いわゆる「締め出し」を試みて失敗したことに謝罪すべきだと指摘した。朱院内代表は「文在寅政権は積弊清算に先頭に立っていた尹錫悦中央地検長を急速に昇進させ、生きている権力を捜査するように支持したが、実際にチョ・グク前法務長官の不正、青瓦台の蔚山（ウルサン）市長選挙介入、月城（ウォルソン）１号基の早期閉鎖に対して捜査すると検察総長を追い出すのに一年中騒がせた」として「尹総長が本当に民主主義を破壊しようとする人であれば、今でも彼を必ず追い出すべきではないか。それとも、国民に厳重に謝罪すべきだ」と話した。
判事出身である彼は司法府に向かっては「選挙無効訴訟は６カ月内に判決が下されるべきだが、現在約１３０件に達する事件が一件も結論が出ていない。法規定にも背反しながら裁判がこのように遅れた場合はなかった」として「選挙裁判の遅延で大法院（最高裁）は信頼を自ら傷つけている」と指摘した。
民主党の裁判官弾劾の試みに対しては「判事だといっても大きな過ちを犯せば弾劾を受けるのは当然だ」としつつも「裁判で無罪を言い渡された判事を弾劾要件の確認や本人の弁解すら聞かずに決めるのは制度の乱用であり、裁判官全体に対する脅迫」と批判した。
朱院内代表は文在寅政府のいわゆる「Ｋ－防疫」に対しても批判の矛先を向けた。また「政府は暇さえあればＫ－防疫を自慢するが、Ｋ－防疫は国民の自由を過度に制約し、国民の犠牲甘受と積極的な協力、そして医療スタッフの献身の下でしか成功できない苦しいモデル」としながら「Ｋ－防疫が成功のモデルといえば、その功績は全てわが国民のもの」と指摘した。
朱院内代表は政府のワクチン確保の努力に対しては「文政府は当初５６０兆ウォンという史上最大の２０２１年度予算を組んでもワクチン確保のための予算は一銭も編成しなかった」として「１月３０日現在全世界の６２カ国で９４５０万回接種され、一日平均４４７万回接種が行われてるが、われわれまだ始めることもできなかった」と批判した。同時に、「ワクチン確保の過程で見せた政権の無能さと安易さが今からのワクチン接種でも繰り返されるのではないか懸念される」とし、「政府は一日も早く国民に日常と雇用を取り戻してほしい」とした。
朱院内代表は文在寅政府の不動産政策に対しては「個人が賃金を一銭も使わずに集めてもソウルの平均価格のマンションに住むためには３６年がかかる。賃金の３０％を貯蓄すれば１１８年もかかる」として「本当に『これが国か』という言葉が自然と出てくる」と批判した。
朱院内代表は演説の最後には「わが大韓民国は国民の力で立てられ、守られて発展してきた国」として「大韓民国は真に『偉大な国民保有国』」と話した。与党要人の「大韓民国は『文在寅保有国』」という発言を皮肉ったものと分析される。