29日ぶりに韓国船員解放したが…イラン「船長と船舶の出国は認めず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.03 07:53
イランが海洋環境汚染を理由に拘束していた韓国船籍のタンカー「韓国ケミ号」の船員を解放すると明らかにした。だが船舶に対する拘束は解除せず、船長もイランからの出国が認められなかった。
外交部は2日夜に報道資料を出し、「午後6時50分に行われた崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官とアラグチ外務次官との電話会談で、アラグチ次官が『イラン政府が船長を除く残りの船員に対する拘束をまず解除することに決めた』と伝えてきた」と明らかにした。
これに対して崔次官は「イラン側の決定を歓迎し、残留予定の船長と船舶もまた速やかに拘束が解除されるようイラン政府は最善の努力を傾けてほしい」と促したと外交部は伝えた。アラグチ次官は「司法手続きが進行している間は船長に対し人道的処遇と十分な領事助力を保障する」と約束したと外交部は説明した。