本当にレームダック防止用か…「決定できない大統領」文在寅の変身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.31 09:22
執権5年目を迎えた文在寅(ムン・ジェイン)政権の基調に小さな変化が感じられる。これまでは改革などの政策目標を掲げて「突進」を叫ぶ姿が多かった。だが最近になり対立の管理と収拾に傍点をつける文大統領の歩みが目につく。さらに弁護士出身者特有の攻撃的口調までソフトに変わったという評価もある。
秋美愛(チュ・ミエ)氏と尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の対立が代表的だ。文大統領は4回も公開的に謝罪した。
発言水準も「大統領として非常に申し訳ない気持ち」「国民に非常に恐れ入る」「人事権者として謝罪申し上げる」と高くなっていった。18日の新年会見では特に「尹錫悦検事総長は一言で文在寅政権の検事総長」「政治をするつもりで総長の役割をしているとは思わない」とした。その後与党陣営の「尹錫悦叩き」が静まり、逆説的に「潜在的野党圏候補として」尹検事総長の大統領選支持率が下落した。