サムスン遵法監視委員会「4世継承の放棄よりさらに実効性のある措置があるか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.22 09:28
サムスン遵法監視委員会(遵法委)がサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長に実刑を言い渡した国政壟断破棄控訴審裁判所の判決に反論した。サムスン遵法委は21日、ソウル・サムスン生命タワーで新年初めての定期会議を終えた後、立場文を出して「委員会は判決の宣告結果に対していかなる論評も出す位置にない」としつつも「判決理由のうち委員会の実効性に関する判断に対して(裁判所と)意見が明確に違う」と明らかにした。
ソウル高裁刑事第1部(部長判事チョン・ジュニョン)は18日李副会長に2年6カ月の実刑を言い渡し、遵法委に対して「実効性の基準を満たしたと見難い」と評価した。また、今後発生し得る新しい行動を先制的に監視する活動までできないとみられると判断した。