「打倒サムスン」叫んだシャープと関係切ったサムスン、再びLCD取引開始か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.10 14:17
サムスンディスプレーがLCD(液晶表示装置)市場から撤退する方針を固めた中で、サムスン電子が台湾フォックスコンに買収されたシャープからLCDの納品を再び受ける方向で検討している。子会社格のサムスンディスプレーのLCD市場撤退で発生する供給不足分を中華圏企業やシャープなど、まだLCDパネルを生産しているメーカーから埋めようとする計画のようだ。
◆「打倒サムスン」以降、4年ぶりにサムスンと取引再開の見通し
台湾デジタイムズをはじめ外信は、サムスンとシャープがLCD取引関係を復元することにしたと最近報道したことがある。昨年だけでもシャープは2~3回、サムスン電子にLCD供給再開を要請したが、拒否されたと伝えられている。これについて10日、サムスンのある関係者は「まだ納品再開が確定したわけではないが、以前とは雰囲気が違う」と説明した。