イラン「韓国政府は凍結資金解除の意志見せるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 07:53
イラン中央銀行(CBI)総裁が韓国で凍結されている70億ドル(約7260億円)のイラン資金問題に関連し、「韓国が政治的解決の意志を見せるべき」と要求した。ヘンマティーCBI総裁は19日(現地時間)、ブルームバーグ通信の書面インタビューで、「韓国当局は凍結資金を解除するために可能なすべてのことをすると約束したが、彼らがこうした約束をしたのは今回が初めてでない」とし、このように主張した。
韓国の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官は今月10日から12日までイランを訪問した。崔次官は3日間の訪問日程で韓国タンカー拿捕とイランに拘束された韓国人5人の解放問題を解決しようとしたが、イランは資金凍結問題の解決を強調するなど立場の違いを埋められず帰国した。ヘンマティー総裁は韓国代表団の訪問に関連し、「韓国タンカー拿捕問題とイラン資金凍結問題は関係があるのか」という質問に対し、「そうではない」とだけ答えた。