李在鎔サムスン副会長、「国政壟断」懲役2年6月実刑判決…法廷拘束
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.18 15:18
李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が「国政壟断」差し戻し審で実刑判決を言い渡された。サムスンの立場ではまたもトップ不在という悪材料を迎えることになった。
ソウル高裁は18日、李副会長に懲役2年6月の実刑判決を言い渡した。張忠基(チャン・チュンギ)元サムスン未来戦略室社長、崔志成(チェ・ジソン)元サムスン電子未来戦略室長にも懲役2年6月の実刑判決が言い渡された。朴槿恵(パク・クネ)前大統領と長年の知人の崔順実(チェ・スンシル)氏(改名後チェソ・ウォン)に経営権の継承などを助けてほしいと請託しながら賄賂を渡した疑いで2017年2月に起訴された。
差し戻し審で李副会長側はサムスン遵法監視委員会の設置、4世の経営放棄、無労働組合経営の中断などの努力を前に出しながら善処を訴えたが、実刑を避けることはできなかった。ソウル高裁は「サムスン遵法監視委が実効性を満たしたとは見なしがたい」とし「これを量刑に反映するのは不適切だ」と判断した。これに先立ちソウル高裁は「遵法監視委が唯一の量刑要素ではなく、最も重要な量刑要素でもない」としていた。