北朝鮮、軍事パレードで新型SLBM公開…脱北議員「先制核攻撃の可能性示唆」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.16 13:24
北朝鮮が14日に実施した第8回党大会記念軍事パレード(閲兵式)で新型と推定される潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開したことに関連し、韓国野党・国民の力の脱北議員の太永浩(テ・ヨンホ)氏が「北が非核国家の韓国に向けても核を先制的に使用する可能性があることを公式化している状況で、これに対する我々の対応も現実化するべきだ」と主張した。
太氏は15日、フェイスブックで「金正恩(キム・ジョンウン)が前日の閲兵式で演説した内容のうち『核先制および報復打撃能力を高度化することについての目標が提示された』『大勢力の脅威を領土の外で先制的に制圧できる水準に上がった』などと核先制攻撃の可能性に2度も言及した」と指摘した。続いて「北が党第8回大会をきっかけに北の核ドクトリンを『報復戦略』から、韓国まで含む『先制および報復戦略』に転換した」と分析した。