サムスン電子、パンデミックの中でも昨年の営業利益29%増の36兆ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.10 12:59
サムスン電子が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)にも好調を示した。サムスン電子は8日、連結基準の業績速報値を集計した結果、昨年10-12月期に売り上げ61兆ウォン(約5兆7979億円)、営業利益9兆ウォンを記録したと公示した。2019年10-12月期の売り上げ59兆8800億ウォン、営業利益7兆1600億ウォンを大きく上回る数値だ。ただ証券業界の見通しよりはやや低かった。金融情報会社Fnガイドは売り上げ61兆2876億ウォン、営業利益9兆5438億ウォンを予想していた。
昨年のサムスン電子の年間売上額は236兆2600億ウォンで、2019年より2.54%増加した。営業利益は前年より29.46%増えた35兆9500億ウォンだ。業績善戦の最大の貢献者は半導体だ。サムスン電子が世界の頂点に上がっているメモリー半導体であるDRAM、NAND型フラッシュが業績を主導した。昨年のDRAM市場売り上げは656億4300万ドルで2019年より5%ほど増えた。NAND型フラッシュ売り上げも568億8800万ドルで前年より23%増加した。