韓国国内で英国発の新型コロナウイルス変異種の感染者がまた確認された。

中央防疫対策本部は７日、「英国発ウイルス変異種の感染者Ａさんの接触者である家族３人の検体から該当ウイルスが追加で確認された」と明らかにした。Ａさんは先月１９日、英国から入国し、自宅隔離中に陽性判定を受けた。

中央防疫対策本部は追加接触者の家族１人に対する検体分析も進行中であり、変異種の感染者数がさらに増える可能性もある。７日０時基準で英国発の変異種１４件、南アフリカ発の変異種１件など計１５件の変異種感染者が韓国国内で確認されている。

中央防疫対策本部はすでに昨年１０月から変異種が流行していた英国と南アフリカから入国する感染者全員に対して遺伝情報解析を施行し、特に先月からは海外流入感染者の１０％ほどに変異種精密検査をしている。変異種に感染したかどうかは全体の塩基配列を比較・分析する遺伝情報解析をして確認できる。

さらに８日からは国内に入国するすべての外国人に対して遺伝子増幅（ＰＣＲ）検査陰性確認書の提出を義務づけ、英国発の航空便に対する運航中断措置も２１日まで２週間追加で延長した。