【中央時評】下り坂を歩んだ過去5年…新しい道に進むべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.07 12:08
誰にでも人生の上り坂があり、下り坂がある。上り坂と下り坂を繰り返し歩んでいると、ある時は山の頂上に着き、ある時は海に着く。むやみに道にたどっていけばどこへ行くのか分かりにくい。人生の転換点では一度立ち止まって、来た道を振り返る必要がある。国もそうだ。
新年を迎えて過去5年間を考えてみる。2016年1月の時点で5年先の韓国社会にどんなことが起きているのか、果たして誰が推察できただろうか。予想もしていなかったことがあまりにも多く発生した。各個人の喜怒哀楽は異なるが、多くの国民がこの5年間、困難を経験し、不安でストレスがたまった。国全体でみれば、ほとんど下り坂を歩んだ。韓国社会は険しく不安定だった。